随想手帖

時に真面目に、時にゆるく綴っております。ちなみにオタク(腐)です。

前置きとイカボード先生の名前の由来

ブログのタイトルを変えました。大好きなアニメ赤毛のアンのエンディングから名前を取りました。「さめないゆめ」というのは短いながら、アンの世界観を鮮明に美しく映し出した曲です。美しいながらも、同時にどこか切なげな響きも秘めています。それはマシュー、マリラが老いて弱っていく姿、アンとマシューの永遠の別れ、アンの成長を喜ぶと同時に寂しく思うマリラの心境が反映されているためではないかと思います。時が過ぎていく喜びと悲しみをオーケストラの美しい音色で表した名曲だと思います。

 

そして本題。

 

イカボード先生とはディズニーアニメのキャラの名前です。

小さい頃ディズニーの短編アニメも結構見ていたのですが、イカボード先生については未見だったのか記憶にありません。見たのは大人になってからです。この先生、見た目は優男風ですが要領が良く、美人のカトリーナを虜にします。そんな先生をライバル視する元祖ガストン(美女と野獣)ともいえるブロムも登場。

 

さて、私が何より気になったのはその独特な名前。

 

イカ(海で泳いでいるあの生き物)ボード(板)・・・・・・???

 

はあ!???

 

先生には大変失礼ですが最初見た時はこんな印象でした(笑)

 

・・・で、この不思議な名前の元ネタらしきものを見つけました。

西洋文化勉強中のため聖書を少しずつ読んでいるのですが・・・その中になんと「イカボド」という名前が出てくるではありませんか!

ただし、この名前・・・「栄光は失われた」とかいう余りありがたくない意味なのだとか。聖書は名前やら地名やらごっちゃりしていて、理解しきれないまま読み進めているので、正確な由来は忘れましたが、このイカボドのお父さん(確かピネハスという名前だったような)が神様に対してよろしくないことをしたため、生まれてきた子供にこんな名前がつけられたのです。

 

というわけで、アブラハムの宗教圏では不吉な縁起の悪い名前ととらえていいでしょうね。事実、イカボード先生のお話は決してほのぼのしているわけでもないし、カトリーナを虜にした後もとんでもない災難に会いますし・・・・

 

聖書を読んでいると西洋文化の元ネタがわかってくるので面白いです。難しいけれど・・・

 

 

 

 

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「爆転シュート ベイブレード」から垣間見えるロシアの事情

私は子供時代少女漫画より少年漫画が好きで、コロコロコミックを買って読んでいました。一人っ子で男兄弟がおらず、買うのが恥ずかしくて親に買ってきてもらったりしたこともいい思い出です(笑)

その中で好きだった漫画の一つに「爆転シュートベイブレード」があります。ベイブレードというベーゴマホビーを題材にした漫画です。そのベイブレードを使って相手と勝負をする、全国・世界トーナメントを目指すという少年ものの王道です。

 

色々な国のチームが登場するのですが、その中に最後の強敵ポジションでロシアチームがいます。彼等だけは他の国のチームと比べると、かなり暗く殺伐としています。ビジュアルも年相応の少年達ではなく、軍人スタイルなのです。リアルタイムで見ていた当時は「いかにも少年漫画チックな敵だな~」くらいにしか思っていなかったのですが、世界史に興味を持って勉強をしているとなかなか暗い事情があることが分かりました。

ベイブレードの舞台は1990年代末期から2000年代初期ですが、この時代から約10年前、ロシアにはある大きな歴史的事件が起きています。それは・・・

 

ソ連崩壊

 

ソ連が崩壊した時、私は幼児でしたが覚えていません。世の中のことを認識出来るようになった年頃にはロシアは既にロシアでした。なので、親・祖父母世代や少し古い漫画でロシアのことを「ソ連、ソヴィエト」と言っているのが何のことか分からなかった。

「ロシアはロシアでしょ?」って。

 

ベイブレードはコロコロの漫画なので、主要人物は少年達です。年齢は10代前半から半ばくらい。ロシアチームの子達も同じ年齢なので、そこから差っ引いて考えると生まれたのは私と同じくらいの1980年代末期から1990年代初め。なので、彼等は乳幼児の頃にソ連崩壊をもろに経験しているのですね。

ロシアチームのリーダーであるユーリと腹心のボリスの生い立ちを書いた小説も、漫画原作者の青木先生のサイトで発表されているようです。それを見るとやはり、ソ連崩壊の影響で家庭が壊れてしまったことが示されています。

また、アニメのロシア編では修道院で大勢の子供達がベイブレードを使った軍事的訓練を受けているのですね。この子達もまたどこか陰鬱なオーラを纏っています。もしかしたら、小説のユーリのような家庭の事情で修道院に孤児として連れて来られた、もしくはやって来た子達なのかもしれません。

どうして、ロシアチームだけがこれほど殺伐としているのか、ロシア編だけどうしてこれほど暗く陰惨な感じがするのか・・・余りにもリアルなお国の事情があったからなんですね。

そして、原作・アニメの両方でロシアチームの統括者であるヴォルコフという大人キャラが出ます。この人はいかにも悪人チックで、ベイブレードと子供達を使って世界征服を企むという漫画ではよくある設定のキャラですが、上記のお国の事情を考えるとそんな考えに突っ走ってしまったのも頷ける気がします。彼は若い頃に国の体制ががらりと変わるということを経験しています。社会主義共産主義、冷戦時代を肌身で感じてきていた世代だと思いますし。世界征服なんてことを考えだしたのは、資本主義国だったり崩壊してしまった祖国に対する報復の意味もあるのかなと想像してみたり。

 

原作者の青木先生や製作スタッフもニュースや新聞で当時のソ連崩壊を知っている年代の人達なので、ロシアチームに対してはそんな背景を意識しているのかもしれません。

 

ちなみにロシアチームの名前は「ボーグ」と言います。ボーグとはスラブ神話の神様の名前で、光や善を司るのが「ベロボーグ」、反対に闇や悪、死を司るのが「チェルナボーグ」です。チェルナボーグはディズニーの音楽映画・ファンタジア「禿山の一夜」に巨大な悪魔の姿として登場しています。

 

ベイブレードは子供向けの漫画・アニメですが、こういう細かいところがきちんと作り込まれているのが凄いなと大人になった今思います。

 

 

「ハプスブルクの宝剣」(藤本ひとみ 1995年)

 一時藤本先生の西洋歴史小説にはまって読んでました。藤本先生の作品の中で私の好きなもののひとつです。ネタバレあります。

 

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「雨に唄えば」(1952年 アメリカ)

アメリカの有名なミュージカル作品です。

 

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