随想手帖

時に真面目に、時にゆるく綴っております。ちなみにオタク(腐)です。

聖書はもっとお堅いと思っていたけれど・・・

この間、聖書の『詩編』を漸く読み終わりました。長かった~・・・

この数日で『箴言』、『コヘレトの言葉』を読みました。今は『雅歌』です。

 

私はキリスト教を信仰しているわけではありませんが、『箴言』『コヘレトの言葉』にはだいぶ救われました。

最近、悲しみを感じることが多くて・・・休日とかは元気なんですけど(笑)、職場に行くと酷くつらい・・・いるだけでエネルギーの消耗が激しいんですね~(T_T)

世の中の理不尽が凝縮されている場所が職場に思えて仕方ない。

 

ちょうどそんな時に聖書の上記の部分に差し掛かったのです。

 

どちらも神への信仰・帰依を呼びかけています。

しかし、『ヨブ記』や『詩編』に比べると親しみやすい印象です。人が人として生きる普遍的な悩みに応えてくれている感じなんですね。

「悪口を言ってはならない」とか「あなたに害を与える者のことで頭を悩ませてはいけない」とか・・・

「神に従っていれば大丈夫」みたいな文章で締めくくられるのですが、これもある意味真理に思えるんですね。神というより、スピリチュアル系でよくある「引き寄せ」の法則に近いものと私は捉えています。

 

「悪い行いをしない」「負の思いに囚われない」というのは他人のためというより、自分がよりよく生きるためなんだろうなって。そこに結果として良いものが引き寄せられていく・・・そういう流れではないでしょうか。

 

意外だったのが『コヘレト~』で、「人間も動物に過ぎない。人間の魂が天国に行けて、動物の魂がそうではないと誰が言えよう」という部分でした。

聖書だと『人間は神の似姿であり、他の動植物は人間のために作られた』・・・というのが従来の考えだと思っていたので。

その他にも『コヘレト~』は今までの書とは違い、人が生きる中で遭遇する理不尽なこと、この世の無常(無情)、思春期の少年少女が心を痛めるような悩み・・・などがつらつらと書かれています。

この二つの書も神への信仰を促してはいるのですが、どちらかというと人間の苦悩あるあるを重点に書かれているので、ユダヤ教キリスト教以外の人にも親しみやすいと思います。(『箴言』の方は、『詩編』『ヨブ記』と『コヘレト~』の中間ぐらいの固さ)

 

やっぱり、人生の悩みや苦しみ、つらさというのは古今東西同じなんですね。

 

今は西洋文化にフィーバー中で勉強しているけれど、自分のルーツである神道・仏教・儒教道教アイヌなどの東洋思想、中南米の古代文化、オセアニア諸島・アフリカ・ネイティブアメリカンの文化も勉強していきたいです。